トップページ > セミナー開催情報 > 第3回研究所セミナー
日時
2013年10月21日(月曜日)17時~18時
場所
研究所会議室 A・B(国府台中継)
講師
東京大学医学部 教授 間野 博行 先生
演題
本質的な発がん原因発見がもたらすがん医療の革新
講演要旨
間野博行氏は、自ら開発した、レトロウィルスベクターによる機能アッセイ系を用い、肺ガンの遺伝子変異に注目し、がん患者の一部で転座により作られた融合遺伝子EML4-ALKが肺ガン発生に関わることを見出しました。 その後、阻害剤開発と臨床研究を進め、4年後にはALK阻害剤が肺ガン治療薬として承認されています。 さらに、診断キットや本薬剤によるガン耐性化の研究も進め、第二世代の薬剤の臨床研究も進めておられます。 今回のセミナーでは、方法の確立から、肺ガン遺伝子の発見、臨床展開のダイナミズムをお話しいただき、今後の抱負もお聞かせ頂く予定です。
研究所セミナー:開催スケジュール
- 第7回 Jeffery S. Cox 先生 (UCSF) (3月25日)
- 第6回 中釜 斉 先生(国立がんセンター) (1月21日)
- 第5回 成宮 周 先生(京都大学) (12月16日)
- 第4回 宮島 篤 先生(東京大学) (11月25日)
- 第3回 間野 博行 先生(東京大学) (10月21日)
- 第2回 Timothy Hla 先生(コーネル大学) (8月1日)
主催・連絡先
国立国際医療研究センター研究所長:清水 孝雄