研究部紹介の画像

ホーム > 研究部紹介 > 副所長室

副所長室

国立国際医療研究センター研究所・副所長
難治性疾患研究部長 併任
石坂幸人 MD,DMS

本年度から、満屋裕明先生を研究所長にお迎えし、新しい体制での研究がスタートしました。
私は新所長を支えながら、研究環境の改善に尽力いたしますので、何卒、宜しくお願いします。

当センターでは国際的感染症と糖尿病に関する「病態の理解と先駆的治療法の開発」がミッションとなっています。 「病態の理解」は研究者個人のインスピレーションと努力によって相当のアウトカムが期待できますが、 「先駆的治療法の開発」は周囲との連携が不可欠です。基礎研究で得たシーズを間断なく応用展開できる研究環境を理想と考え、 以下の3つの項目を念頭におきながら、取り組んで参ります。

  1. センター内の情報交換の活性化
    病院-研究所、国府台地区-戸山地区の情報交換、また、若手研究者間の議論をこれまで以上に活性化したいと考えています。 特に、臨床側が抱える問題を共有し、共同研究へ発展できる機会を増やしたいと思っております。
  2. 外部研究機関との連携強化
    感染症や糖尿病は今や横断的な病態理解が必要となっています。例えば、HIV-1感染者や糖尿病症例に悪性腫瘍が高頻度に発症することや、 動脈硬化や糖尿病の病態に炎症や自然免疫系が関与している可能性が指摘されています。そのため、異なる領域の研究者が一同に介し、オープンに議論することで、 新たな研究シーズが発掘できると思われます。当研究所は多彩な研究者から構成されており、研究所内外の情報をうまくリンクできれば、 斬新な研究の展開も多いに期待できます。そこで、外部との情報交換を活発に行ない、研究所で行なわれるプロジェクトの幅と質を少しでも高めたいと考えています。
  3. 企業との連携強化
    「先駆的治療法の開発」には企業との連携が不可欠です。独法化後に立ち上がった知財担当部署と協力しながら、企業との連携強化を図ります。

以上の試みを通して、活力に満ちた研究所になるよう努力します。

研究所
糖尿病研究センター
肝炎・免疫研究センター
国際ウイルス感染症研究センター
プロジェクト研究
国立国際医療研究センター
CASTB
シスチノーチの広場
ページの先頭へ戻る